「ダンスを始めると自分は生活は人生はどう変わるのか?」という、まさに、皆さんが知りたい【大人が未経験からダンスを始めたら一体どうなるの?】という疑問を形にした段心具シティ子の物語。【ダンスにさらにハマり出す。】を収録

『7. ダンスにさらにハマり出す。』|段心具シティ子の1年物語

シティ子はじめに

 

 

7. ダンスにさらにハマり出す。





高校時代はバスケ部で


3年間汗を流したシティ子。





でも、



短大に行ってからは


スノボーやテニスに


挑戦してはみたものの



その時は、全く続かず


すぐに辞めてしまった。






そんな自分が、まさか!





ダンスにここまで


夢中になるなんて


思いもしなかったのだ。







シティ子はダンスに

思い切りハマっていた!

 

 

 

 

 

仕事をしている時でも

頭の中にあるのは

【ダンス!】だった。

 

 

シティ子物語

 

 

・どうすれば

より上手くなるのか?

と考えたり

 

 

・先週は楽しかったなぁ

と思い出してみたり

 

 

・振付けを頭の中で

復習していたり

 

 

振付けが自分の好みに

合っていた時なんて

 

そりゃあもう、

頭の中が大変だった。

 

 

 

止めようと思っても

頭の中の自分は

かなり踊り狂っていた。

 

 

 

 

 

シティ子の生活は

【ダンス中心の生活】

に、なっていたのだった。

 

 

 

 

・ダンスするために仕事を

 早く終わらせようとする。

 

 

・ダンスの日に遊びに

 誘われても絶対断る。

 

 

・ダンスがない日でも

 家に帰ってから

 ダンス動画を見まくる。

 

 

・買い物に行っても

 普段、着る服よりも

 レッスン用で着る服に

 目がいくようになる。

 

 

・音楽も今まで邦楽しか

 聞いてこなかったのに

 ダンスをしてから

 洋楽ばかり聞いていた。

 

 

 

 

まさか生活自体が

こうも変わるなんて…。

 

 

自分の変わりように

シティ子自身が一番

目を疑っていた。

 

 

 

シティ子物語

 

 

 

 

【ダンスは本当に楽しい!】






同じクラスに通う


メンバーさんとも


少しずつ仲良くなって




毎週、話をするのも


シティ子の楽しみの


一つになっていた。






ダンスの悩みや


仕事の悩みや


プライベートな事。




ダンスという共通点があり


同じ時間を共有して


気持ちのいい汗を流す。





そんな状況だからこそ



普通に出会うよりも早く


他のメンバーさんとも


打ち解ける事ができていた。






先生も気さくな性格で


自分たちと年齢も近いので



色々な話題で盛り上がれた事も


ダンスにハマった要因だと


シティ子は感じていた。






かと思うと、



レッスン中に見る先生の踊りに

シティ子は魅了されていた。

 

 

 

 

(いつ見ても、かっこいい!!!

 先生みたいに踊りたい!!!)

 

 

 

『自分にとっての目標』

が身近にいることも

シティ子は嬉しかったのだ。

 

 

シティ子物語

 

 

 

店「ダンス慣れましたか?」

 

と、フロントで聞かれて

 

 

 

シ「ダンス楽しいですよ!」

 

 

 

と、自然と口にしている

自分に少々驚いたりもした。

 

 

 

 

サックスを始めた友達が

【毎日が楽しくなった!】

という気持ちが

 

今はよく理解できた。

 

 

 

 

シティ子の毎日も

キラキラと輝き

楽しかったからだ。

 

 

 

ダンスの疲れを癒すため

お風呂に入っていると

 

ふと、こんなことが

頭をよぎっていた。

 

 

 

大人になってから

新しい事に挑戦する。

 

ほとんどの人が

あまりしたくないこと

じゃないだろうか?

 

 

 

子供の時なら習い事は

親が決めたものを

嫌々でも行かされて

状況に慣れてきた。

 

 

でも、今は。

 

自分から選択して

行動して決めていく。

 

 

 

正直、戸惑いや恥じらい

不安にも駆られたけど

 

それを乗り越えて

進み続けたから

 

 

『私の今。』があるんだな。

 

 

 

シティ子物語

 

 

 

それと、

 

『やっぱり体を動かす事』

は、めちゃくちゃ楽しい。

 

 

仕事がデスクワークだから

余計にそう思うのかなぁ。

 

 

 

心がしんどい時でも

踊り終わったら本当に

スッキリしてるもんなぁ。

 

 

 

 

一緒にレッスンを受けてる

メンバーさんもダンスを

好きで楽しんでいるし

 

 

よりダンスが上手くなるよう

気持ちを注いでいるから

 

すごく刺激になって

私も思い切り踊れる。

 

 

 

 

まぁ、私はまだまだ全然

上手くないんですけどね(笑)

 

 

 

 

 

そういえば、フロントの人が

 

 

 

店「上手い下手は関係ない。

 楽しむのが一番ですよ!」

 

 

 

って、言ってたけど

確かにそう感じるなぁ。

 

よし!これからも!

全力でダンスを楽しもう!

 

 

 

 

と、珍しく感慨深く

考え事をしていたせいで

 

 

気がつけば長風呂になり

頭の先までホカホカに

なったシティ子であった。

 

 

 

 

 

 

シティ子物語

↑『ダンスの障害、現る。』に続く。

 

 

 

 

動画で見るシティ子物語

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