6. 3ヶ月の経過をどうぞ。
シティ子は驚いていた…。
ダンスライフが始まって
3ヶ月を迎えようと
していたのだった。
(もう、ダンス始めてから
3ヶ月経ったんだ…。)
自分でも全く意識せず
気づかなかったぐらい
時間を忘れていた。
時間を忘れられるぐらい
自分の中でダンスが
大切な物になったのかな。
と、嬉しかった。
そんな、
シティ子の3ヶ月を
振り返ってみよう。
最初の1ヶ月は
【レッスンに慣れる事】で
いっぱいいっぱいだった。
■レッスンの流れは
①反復で毎週行うもの
②たまに行うもの
③毎週変化があるもの
が組み合わさって
出来上がっている。
①は何かというと
【ストレッチやエクササイズ】
という準備運動など。
と考えると分かりやすい
と思います。
その他にも、
ジャンルによっては
【リズムトレーニング】
がココに入ります。
②は何かというと
ジャズなどでは
【ターンの練習】など。
ヒップホップなどでは
【ステップの練習】など。
毎週はしないけど
今回の振付けに必要で
じっくり説明したいと
先生が感じたもの。
振付けの時間とは別で
【このための時間】を
設けるもの。
③は何かというと
誰もが一番好きな
【振り付け】ですね。
先生によっては
【1ヶ月を1セット】と考え
振付けを作成します。
つまり、
1ヶ月間は
【振付けは同じ音楽】で行う。
振付けは1週毎に
プラスされていきます。
先週行った部分を復習し
【今週は新たな部分】を
プラスして進んでいく。
という感じですね。
※1曲を丸々振付けする事は
普通のレッスンでは
ほぼ、ないです。
発表会の作品づくりでは
1曲仕上げたりしますよ。
こう聞くと、
【1ヶ月の途中からは
ダンス始めにくいのでは?】
と、思われそうですが
『復習でゆっくり解説』
してくれますので大丈夫です!
シティ子は最初の1ヶ月は
【①の反復のもの】に
慣れる事に集中した。
①に慣れてしまえば
②や③に気持ちを注げるし
あたふたしないで済むと
思ったからだった。
さすがに、
1ヶ月では慣れなかったが
2ヶ月目からは余裕が
出たことに気がついた。
・2ヶ月目は
その少し出てきた余裕を
③に注いでいった。
シティ子がダンスを始めて
気がついたことは
【ダンスって実は意外と
頭を使うんだ!】
ということだった。
ダンスのイメージは
自由に音楽に合わせて踊る。
というのが強くて
・振付けを覚えたり
・動きの順番を覚えたり
・体のバランスを考えたり
などなど。
が入ってくるなんて
考えられなかったからだ。
振付けは思うように
中々覚えられなかったが
レッスンの終わりに
スマホで振付け動画を
撮らせてもらえたので
家で復習することができた。
レッスン中は頭がいっぱいで
気づかなかった部分も
撮ったビデオを見ることで
後々、気づくこともあった。
・3ヶ月目も同じように
③に集中していた。
レッスンの中でも
【やっぱり振付けが楽しい!】
のが理由だと思う。
毎週、振りがプラスされて
踊る部分が増えていくと
運動量もそれに比例して
増えていくので
【動いた感・踊った感】
も増していくのが
シティ子は大好きだった。
ダンスの技術に関しては
3ヶ月でグングン向上!
はしていないけれど
そこは、
気にしていなかった。
そんなことよりも
【ただダンスが楽しかった!】
職場の同僚から
同「シティ子さ。なんか最近
感じ変わったよね?」
と、よく聞かれたぐらい
ダンスを始めてから
シティ子の表情は以前と比べ
生き生きしていた。
シ「そんなことないよ!
いつも変わらずですよ。」
と、恥じらいを感じ
いつもはぐらかしていた。
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